エリアポータルが推進するエリアワンセグは、ワンセグ技術とインフラを使って、既存のテレビ局の放送とは別に,狭いエリアに限定してエリア独自の映像やデータを配信するサービスを創出するものです。現時点では法律で制度化されたサービスとなっておらず、各エリアの事業者様と協議しながら、実験局という形で技術・ビジネス検証を重ねています。
従って、現在の案件構築フローは、場所の特性を最大限に生かせるよう、場所ごとに固有の施設や導線、コンテンツを保有する企業や団体を中心に、「場のメディア化」を目指して計画に着手します。ターゲットとなる視聴者やそれに向けた配信コンテンツ、協業先などを策定し、実験局としての計画をエリアポータルにて策定します。この実験計画を立案するとともに、当社設立の母体ともなったYRP(横須賀リサーチパーク)ならびにYRP研究開発推進協会、及び関係各社の協力のもと、技術的な仕様やインフラの詳細も企画し、監督省庁である総務省に実験局免許取得のご相談をします。

当該地区にて実験局免許が取得できると、事業主体者及び協力会社各社と実験実施運用に向けた準備を行います。実験期間中は免許取得に際し定められた一定の電波実測も行い、総務省の所管部署への定期的な報告を行いながら、実施チームにてビジネスモデル検証や事業評価を行い、中長期の事業策定の可能性について併行して協議を行います。
当社が上記のフローで案件推進に着手した2006年度~2008年度までは、主に短期実証実験免許によるイベント型の案件を多く手がけました。ここで培った様々な知財やノウハウを生かし、2008年度からは長期実証実験に着手、第一号案件として東京・渋谷のエリアワンセグプロジェクトを行いました。2008年度では国家採択プロジェクトとして羽田空港におけるエリアワンセグ実験も実施しています。
将来的に法整備された手続き(制度化)になった場合は、エリアポータルはこれまでの知財とノウハウを生かし、企画、免許取得からエリアワンセグ事業の実施運営、パートナーシップ支援などに従事していくよう計画しています。
