ビジネスモデル - ワンセグのメリット

ワンセグは、携帯電話型受信機などの移動体でも安定して受信ができるように設計された事情デジタル化のサービスの一部です。地上デジタル放送受信機に送っている地上デジタル放送波の一部を使ってコンテンツを送出しています。現時点では、放送内容はご家庭向けの地上デジタル放送と基本的には同じですが、今後はエリアワンセグ事業など、特定のエリアに限定してエリア独自の映像やデータを配信するサービスなど、エリア独自のデータ放送サービスが期待されています。

また、携帯電話の通信機能を使った双方向サービス、通信経由の詳細な情報もご利用いただけるのもワンセグのメリットと言えます。放送画面にて番組を観ながら、データ画面にて注文、といったことも手元の携帯端末でできる手軽さが、その利用価値の高さを伺わせます。

移動電話国内出荷実績

 

また、携帯電話やゲーム機など、ワンセグが視聴できる端末は携帯電話だけでも実に5,000万台を突破(社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA))という端末普及を誇るのも、ワンセグのメリットの一つです。テレビ受信機の普及世帯数が約5,000万世帯であることを考えても、2006年からサービスインしたワンセグの急成長ぶりが伺えます。そのユーザベースの広さが、ワンセグをポータルとしたインターネット、デジタルサイネージなどの既存メディアとの連携することにより、より活性化された、強力なメディアとなることも期待されています。

加えてワンセグは日本独自のデジタル放送規格であるISDB-T( Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)により設計されており、この高い技術力が日本のワンセグの質の高さを生みだし、世界各国で高く評価されています。

ISDB-Tの最大の特徴は,13セグメント構造を持ってセグメント単位で伝送パラメータを設定できる点であります。複数のセグメントをガードバンドなしに同一点より送信することが可能であり、これにより、例えば民放7セグメントとNHK 1セグメントといった複数セグメントを1つの送信機で出力することが可能です。

13セグメントのうち、1つは移動体向け放送に割かれており、ワンセグはこれを使って放送を行っています。帯域が通常放送の1/4と狭いため、QVGA(320×240ピクセル)サイズの低解像度の映像しか伝送できませんが、そのフットプリントの軽さ、携帯端末による可搬性の高さは次世代メディアとして期待されています。変調方式の組み合わせは最大3 種類(3階層)あります。

各年度新機種発売数